シングルレバー混合栓の各部を理解して点検してみましょう
①給湯ホース:給湯器からお湯が供給されるホースです。
②給水ホース:水道管から水が供給されるホースです。
*通常、①と②の箇所に各ホースそれぞれの止水栓(お湯または水の供給を遮断する栓)が付いています。
古いタイプの場合は、水道メーターボックスの近くに家屋やお部屋(マンション、アパートなど)全体を止水するため の元栓があります。
③吐水口、スパウト
④シングルレバー。内部にカートリッジが内蔵されシングルレバーの操作によりお湯の温度、吐水量が調整できます。
①や②の先に有る止水栓が完全に開いているか、水漏れが無いか確認する。
吐水口(③)やカートリッジ(④の内部)にゴミづまりなどが無いか確認する。
(吐水口先端の整流器を外して清掃することで、改善する場合もあります。)
給水側の止水栓(②)の流れが悪い場合は高温となり、お湯側の止水栓(①)の流れが悪い場合は低温になります。
止水栓の流量・水漏れ・つまりや給湯機の設定温度を確認します。
座パッキン、リングなどの劣化やごみのつまりが考えられます。水漏れ箇所を確認の上、該当の部品を交換する必要が多くあります。(部品:リング、パッキン、カートリッジ)
部品が揃い、交換手順も明らかな場合は、ご自分でも出来る作業かもしれませんが、急を要する作業や部品の交換に不安が有る場合はプロにお任せ頂くことが賢明です。
作業後のアフターフォロー、保証も有りますので、お困りの際は、お気軽にお問い合わせください。